紡ぎJAPAN

【活動報告】
歴史の絆を奏でる——安中市敬老会イベントでの演奏
先日、安中市文化センターにて開催された「安中市敬老会イベント」において、
 
「紡ぎJAPAN」による演奏企画・出演をさせていただきました。
 
今回のステージでは、安中の地にゆかりの深い民謡と、竹笛による調べの二部構成でお届けいたしました。
 
■ 安中の峠から青森へ
里帰りを果たした「南部追分」の物語
今回、大きな節目となったのが、西塚淳子一座(客演:山中信人さん)による青森民謡の演奏です。
演目の一つ「南部追分」には、ここ安中市に深く根ざした歴史があります。
その源流は、かつての中山道・碓氷峠。
険しい峠道で馬子たちが口ずさんでいた「馬子唄」が始まりと言われています。
その唄を宿場の女性たちが三味線に乗せ、切なくも美しい「座敷唄」へと整えていきました。
こうして生まれた「追分節」が、街道をゆく旅人や、海を渡る船乗りたちの口によって北へと運ばれ、青森の地で「南部追分」として大切に受け継がれてきたのです。
碓氷峠から生まれた唄が、陸路や海路を経て、時を超え再びこの地で響き渡ったことは、歴史的な縁を感じる貴重な機会となりました。
 
■ ケーナとクラシックギターの調べ(グループ 素音)
続いて、私が奏でる竹笛(ケーナ)とクラシックギターの演奏を披露いたしました。
古来より日本人の生活に寄り添ってきた「竹」の音色。
その素朴な響きを大切にしながら、ギターの音色と共に心を込めて演奏させていただきました。
公演後、多くの方々から本プロジェクトの活動について温かいご好評をいただきました。
いただいた言葉を大きな励みに、さらなる芸の精進を重ねてまいります。
 
【峠を越えて、次の地へ】
演奏会の後は、物語の舞台となった険しい峠を越え、長野原へと向かいました。
道中、峠では人懐っこいキツネとの出会いも。地元ではよく知られた存在のようですが、静かな山の中でふと姿を見せてくれた彼に、旅の無事を祈られているような不思議な心地がいたしました。
その後、長野原の「パンカーラ」にてお食事会..
そして山人ファミリーとアンデスフォルクローレ演奏会
安中の歴史、峠の自然、そして南米の調べ。
土地と音が繋がっていくような、実り多き日となりました。

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