🌿 はじめに
自然の音に耳をすませると、
木や竹、風や息が、ひとつのリズムで語りはじめます。
TAP & WIND では、
「手でつくり、息で鳴らす」ことを大切にしています。
音は、道具ではなく “いのちの声”。
それぞれの楽器には、それぞれの物語があります。
ここでは、森と風の仲間たち ―
4つの楽器をご紹介します。
🪵 リンバージャック(Limberjack)
木でできた、小さな「踊る人形の楽器」。
板の上でトントンとたたくと、まるで生きているようにリズムに合わせて踊ります。
手でつくり、音に合わせて動かすことで、“音とからだのつながり”を感じることができます。
🎵 ケーナ(Quena)
アンデスの山々で生まれた「風の笛」。
竹やアシから作られ、人の息がそのまま音になります。
古くから祈りの場で吹かれ、“風の声”“魂の笛”と呼ばれてきました。
今では世界中で愛され、やさしくも力強い響きで、自然と心をむすびます。
🌬 サンポーニャ(Siku / Zampoña)
二列の管を交互に吹いて音をつくるアンデスの笛。
「アリ(片側)」と「イリ(もう片側)」が向かい合い、ふたりでひとつのメロディを奏でます。
風と風が交わるように、“ひとりでは完結しない音”を生み出す笛。
それは、支え合うリズムと呼吸の象徴でもあります。
🕊 虚無僧尺八(Komusō Shakuhachi)
虚無僧尺八は、宗教や流派を越えたかたちで、
呼吸と音の原点を探るための笛として向き合っています。得度はしておらず、宗教的な意味づけではなく、「呼吸とは?」「笛とは?」という問いの中で自然にこの形にたどり着きました。
祈りよりも、探究としての静けさを大切にしています。
